医師紹介
院長
経歴・プロフィール・受賞歴
経歴
- 2002年3月
- 佐賀医科大学(現佐賀大学)医学部卒業
- 2002年4月
- 九州大学神経内科入局、九州大学病院・研修医
- 2004年4月
- 済生会福岡総合病院 神経内科・医員
- 2005年4月
- 小倉記念病院 神経内科・医員
- 2007年4月
- 九州大学大学院医学系学府 機能制御医学博士課程(2011年3月修了)
- 2011年4月
- 九州大学病院 神経内科・助教
- 2012年10月
- 福岡東医療センター 神経内科・医長
- 2015年10月
- 米国トマス・ジェファーソン大学 神経内科・客員研究員
- 2018年4月
- 福岡山王病院 脳神経機能センター・脳神経内科
- 2019年4月
- 福岡輝栄会病院 脳神経内科・部長
- 2019年10月
- かしい駅前内科・脳神経クリニック 院長
- 2021年6月
- 医療法人怜和会 かしい駅前内科・脳神経クリニック 理事長
資格
- 医学博士(九州大学、甲)
- 日本内科学会認定内科医
- 日本神経学会認定神経内科専門医・指導医
- 身体障害者福祉法指定医
- 難病指定医
- ボトックス療法認定資格医
所属学会
- 日本内科学会
- 日本神経学会
- 日本脳卒中学会
- 日本認知症学会
- 日本頭痛学会
- 日本てんかん学会
- 日本神経免疫学会
- 日本脳ドック学会
- 日本リハビリテーション医学会
受賞歴
- 2011年10月
- Travel grant, 5th Joint Triennial Congress of the・European and Americas Committees for・Treatment and Research in Multiple Sclerosis
- 2015年7月
- 黒岩後藤賞
- 2015年8月
- 第26回リリー・サイエンティフィック・フェローシップ・プログラム受賞
ドクターズインタビュー
先生は、頭痛で受診される患者様をどのように見ていらっしゃいますか?
頭痛で来られる方って、本当にいろいろなんですよね。
毎日のように痛みを抱えている方もいれば、「たまにだけど不安で」という方もいます。
ただ、共通しているのは、「この頭痛は大丈夫なんだろうか」「何か重大な病気が隠れていないだろうか」という不安を、少なからず持って来院されているという点です。
実は、頭痛そのものよりも、不安を抱えたまま我慢している時間のほうが、体に負担をかけていることも多いんです。
だから私はまず、「何が一番心配なのか」をしっかり聞くところから始めるようにしています。
頭痛の診察で、特に大切にしていることは何でしょうか?
「頭痛=すぐ薬」にはならないようにしています。
もちろん、必要な場合は薬を使いますが、その前に必ず、「いつから」「どんなタイミングで」「どんな生活の中で起きているのか」を整理します。
例えば、片頭痛だと思っていたら、実は睡眠の質がかなり落ちていたり、気づかないうちに睡眠時無呼吸症候群が関係していた、というケースも珍しくありません。
頭痛だけを切り取るのではなく、その人の体全体の状態を見ることが、結果的に近道になることが多いと感じています。
MRI検査は、どのような位置づけで行っているのでしょうか?
MRIは「異常を見つけるため」だけの検査ではありません。
頭痛の方の中には「何も異常がないと分かれば安心できる」という目的で来られる方も多いんです。
そういう場合、MRIで脳や血管の状態をきちんと確認して「少なくとも、今すぐ心配するような所見はありませんね」とお伝えできるだけで、表情が大きく変わることがあります。
不安が軽くなると、それだけで頭痛の頻度が落ち着いてくる方もいます。
検査は、治療の一部でもあると思っています。
市販薬で頭痛を我慢している方も多いと思いますが、その点はどう見ていますか?
「とりあえず痛み止めでしのいでいる」という方は本当に多いですね。
ただ、詳しくお話を聞いていくと、頭痛以外にも「体がだるい」「夜よく眠れない」「朝スッキリ起きられない」といった不調を抱えていることが少なくありません。
そういった方に、生活リズムの調整や、場合によっては漢方薬を取り入れたりすると、「頭痛だけじゃなく、全体的に楽になった」とおっしゃることがあります。
頭痛は、体からのサインの一つなんですよね。
無理に抑え込むより、一度立ち止まって整理してみることも大切だと思います。
最後に、頭痛で悩んでいる方へメッセージをお願いします。
頭痛って、周りからは分かりにくい症状ですし、「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷われる方も多いと思います。
でも、頭痛の感じ方やつらさは、人それぞれです。
比べる必要はありません。
「いつもと違うな」「ちょっと気になるな」その感覚を大事にして、気軽に相談してもらえたらと思います。
脳神経内科というと構えてしまうかもしれませんが、頭痛の背景を一緒に整理する場所だと思って来ていただければ十分です。
無理に治療を進めることもありません。
納得しながら向き合える診療を、一緒に考えていきましょう。